((( Diary - Rom )))

[2355458] access.


2002-01-05 お着物

私は着物が結構好き。着るのも見るのも。子供の時、どうして制服はハカマじゃないんだろう、明治時代に生まれたかった、とまで思っていた。
明治座へはもちろん着物で行く。日本人らしくて嬉しい。

ただ、着物を着ると、歩くのが遅くなるから、多くの人に追い抜かれる。そして追い抜いて必ず振り返る人。。。その確認するような目はなんじゃー。「ああ」「ふーん」と微妙な仕草。おい、おじさん、首かしげるな、こらー。
確かに着物の後ろ姿は良いだろう。そこで勝手に想像を膨らめた貴方が悪い。ハッハッハ。
テルミンも同様。楽器は有名になったけど、映画のようにはいきません。ロムッチのフニャフニャ加減は、ぜんぜん変わっていないのだ。今年も想像を絶するヨレフニャ音楽炸裂させるぜよ。見ておれー。
年始からキャラが違うような。着物でおしとやかにしすぎた反動でし。

2002-01-04 明治座へ

友人が出てる劇を見に行く。主演は里見浩太朗、芸能生活45周年記念の舞台。さすが年齢層高し。いかにもお正月、日本人気分になれるこんな時も良い。私としては友人が見られればいいわけで、お、出た「さすが町娘でも、身知子が一番目立って綺麗だな」とかなり友達バカ。でもホント若いのにエライぞ。ベテラン陣の中で、かなり動きもあって良かった良かった。でも一場面で終わってしまった。さて、これからが長いのだ。3時間はある。

お正月の舞台だけあって、着物が綺麗。音楽といい、登場も日本刀を持っての、おきまりのポーズなのだが、照明をあびて、パーンと出てくる浩太朗氏はやはりカッコイイ。納得。花がある。

殿の登場・退場では必ず拍手があり、決まりがあるようだ。でも感動シーン、母が撃たれた直後に拍手するのは、どうかと思った。ここは泣く所だろ。案の定そのあとの「母上〜」という嘆きの声が聞こえず、いきなり現実世界に戻される、あ〜あ。なんて結構のめり込んでた私。

舞台以外もかなり楽しめた。なぜって、まわりのおばさま、というのか80近い方々が、里見浩太朗が出てくると身を乗り出して見る姿がなんとも若々しい。目が合ったら失神しそうなファン達。驚いたのが花束と一緒にハンカチを渡す。里見浩太朗が汗を拭き、なんと!返してもらうのだ。浩太朗様の汗〜を嬉しそうに持ち帰るお婆ちゃん。最後のおひねりを投げる所なんて、キャーキャー立ち上がって命がけの戦い。ライヴハウスでギターのピックに群がる子たちと何ら変わらない。いいねいいね。若いお婆様に沢山会えました。お婆ちゃんたちがフィーバーする所がこんな所にあったとは。いい光景見ました。うちもお婆ちゃま生きてたら一緒に来たかったな。

楽屋裏、なんとも厳しそうな世界だった。だからこそのあの華麗な舞台なのでしょうが。そそくさ帰る。
あれだけ喜ぶ人たちを前にしてたら、50年、60年といけるんだろうな。それにしても45周年か、凄い。
友人バカとしては、彼女の活躍が楽しみ。今年も頑張ろうね。

2002-01-02 電話でテルミン

テルミンの電源をON。アンプとスピーカーをOFF。もちろん音はでない。
しかし、電話しながら、テルミンに近づくと、通話中のプープープーのような音が声とは別に聞こえる。音域は狭いけど、ちゃんとアンテナに近づくと高音、離れると低音。人間に聞こえないだけで、ちゃんと電波出してるわけだ。テルオさん、元気だなーと嬉しくなる。

という事は、前々から気付いていたのだが、相手には聞こえないから、つい長電話しながら、電話テルミンで1曲演奏したりしてしまう。すんません。

電話といえば携帯電話はあまり好きじゃない。電波の範囲外の遠くに置いてあっても、テルミンが先に受信してスピーカーからノイズがでる。予期せず聴いたことのない変な音が出ると、心臓が止りそうになる。もちろん音程もひっぱられる。飛行機よりよっぽど困り物。
野外でライヴやりたいけど、地下の方が安心するのは、このせいでしょう。
テルミン使いは地下へ地下へへへ。


2001-12-31 今日だけはふりかえる

舞台女優の友人に逢う。彼女に逢うと、業界は違っても色々な事で通じるものあって面白い。という以前に、全てを話せる友達だから時々逢って元気をもらう。明治座舞台ガンバレ!

見えないもの、不公平なこと、考え過ぎないこと、分かり合えないこと、時があること、弱いこと、信じること、感謝すからこそ頑張りたい。

普段もこんな風に思いたい所ですが、なかなかね、テレるしね。だから節目に便乗。色々話せてよかった。

2002-01-01 (((((┃)))))

--月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり--

月日は永遠に旅を続ける旅人のようなもので、過ぎ去っては新しくやって来る年もまた旅人のようなものである。『奥の細道』

(@_@)
アンテナをたてた旅人でありたいゾ。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
皆様にとっても趣ある年でありますように。
Copyright©2001 Rom Chiaki, All rights reserved.
webmaster: romland3@gmail.com