((( Diary - Rom )))

生徒さんたちが、ライブハウスなど音響設備がある会場でも演奏できるようにと、
先月から本番と同じPAを入れて、音バランスを中心にリハーサルやってみました。

テルミンは鍵盤がない分、聴こえてくる音がいつもと違うと、全く違う楽器を触ってるかのような（触らないけど）感覚になってしまうので。。緊張要素を減らすために、PAやリヴァーヴにも少しずつ慣れていけると良いなと思います。

今回私は、クララさんの音色を似せるために、音作りやビブラート解説。とは言え真似できな所は自分なりにやるって事で、最後は効果音に重ねて演奏する、自分的にも楽しくシビアな演奏に挑戦しました。
New Etherwaveも良い音でした！
１年あっという間ですね。ありがとうございました。

コロナ中、テルミン教室のためにわざわざ都心へ出るのは危険な事もあり、遠くの方々はお休みが増えていました。
ただ今年はモリダイラ楽器時代の生徒さんが数人復活してくれ、懐かしくも、細々でも続けている喜びを感じつつ、新旧混ざった楽しいテルミン時間になりました。
私も久々にCVシンセに繋ぎ、右手でシンセのスイッチ足しながら一人で四重奏までやるという挑戦。至って簡単なオクターブの重ねしか出来ませんでしたが、動いた後、お客様に聞こえないように音を探るは、なかなかの緊張でした。

moog musicよりテルミン１００周年にあたり、CLARAVOX　THEREMINが発表された。

moog musicが今までに作ってきてくれたテルミンの機能を全て詰め込んである最高峰のテルミンではないかと。実物を待つばかり。

ただ、コロナ禍に追い打ちをかける世界的な部材（パーツ）不足の影響によって全く生産が出来ていないようで、情報のみで2020年が終わる。

21年3月moog社より遅れのお詫び、5月には生産を始められると書いてあるが、実はまだ難しい状況。

やっと1台目が日本に到着したのが21年9月14日。
しかしまだ緊急事態宣言真っ只中。
さらに2台目以降がまださっぱりの状況で、お店の方々に１年以上お待たせしている状況により、まだ発表はできず。

そして次に6台、少しずつ日本に入荷され出しました。
生徒さんに発送できたのは11月でしたね。
でもさすが日本、予約だけであっという間に売り切れたそうです。
KORGさん大変お世話になりました！

https://www.moogmusic.com/products/claravox-centennial

昨年コロナで発表会ができない分、スタジオで録音してCDする事に。
みなさん初めての録音だから、出来上がりを想像できていない中、よく無茶振りにも対応してくれたと思います。
集中力の切れる早さも我が身を見るようでしみじみ。
絵がない分、音だけでの勝負のCD。でもライブじゃできない事ができたと思います。
編集が大変で１年かかったけど力作できました。
そして今年の発表会は、演奏＆録音CD試聴会。コロナの中、細々でも続けて来られたこと、続けてくれた事、感謝です。

moogmusic-new-etherwave-theremin

New Etherwave本日発表！おめでとう！
（国内はしばしお待ちくださいませ）