((( Diary - Rom )))

朝、中村玉緒さんが「おはようございます、大丈夫ですか？」とわざわざ私にお声かけて頂いたのは嬉しいけど、あれ？心配されるような事、昨日やってもうたか？飲んでないのに、酔っていたようです。ホテルに戻っても顔真っ赤だったしなー。

いよいよ初日。
舞台の仕来りか、お酒が並んだり、知らない事だらけ。日本ならでは礼儀とか縁起物とか素敵。
急いでテルミンのセットにして音確認。大丈夫、昨日と同じくらい。オケが入れば、ノイズは気にならないだろう。

いざ本番。まずトークで軽く40分、さーオープニング演奏です。800満席ともなると、リハとは全く違って音が聞こえる。そんな状況にしては落ち着いた初演奏。ただ指示を出す私があんなに緊張しちゃ駄目だー。
さんざんお稽古で見てきたのに、全く違うコントになっていて吃驚。これぞライヴ。

打ち上げ帰り、山田花子さんとエレベータのったら、後ろからパンチされたでー。振り向くと知らぬふり。酔ってるのにキレがあるなぁ。同じ星座・血液型・１つ違いの花ちゃん、声が小さくて静かな方が、舞台では本当に凄い。そんな姿を見て勇気貰う。パンチは痛。

楽日リハーサル。
さんまさん、石井さん、内山さんが、テルミンＴシャツを着て、リハーサルに登場。ひゃー。
「その姿、写真撮らせ、」「あかん」早い返し。ですよねー笑。

昨日「Ｔシャツもらって下さい」と楽屋に入ったら、さんまさん＆ショージさんに「いらんわ」と言われ、無理矢理、置いてきたんです。もぉ、本当はいい人じゃん(笑)。内山さんなんて完全にサイズ小さいためお腹でちゃってるのに。ありがとうございました。

石井さん、細かい音階まで、この２日間でバッチリ出せるようになっていた。ラスト最高。
さんまさんも、今までで一番良い出来。あれだけ動いていたから（今日は特に動きが多く）正直、昨日の夜が一番だろうなーと思っていたのに。足位置など何度も確認、よい演奏。

満員御礼　東京公演終了。休憩なしの３時間半。
終演の言葉
昼の「夜公演のお客様と鉢合わせになるー」あっはっは。
夜は「遅いですのでお気をつけて、早くっお帰り下さい！」お疲れ様でした。

正直さんまさんが舞台を毎年やっていたなんて知らなかった。それもその筈。宣伝をする前に、１回目からの常連さん加え、チケットはすぐ完売してしまうそうな。

テルミン担当以外の演者さんとは、そんなにお話できませんでしたが、ノリ・ツッコミ、愛がありました。
お宝鑑定団好きの私としては、松尾伴内さんに骨董話を聞いてみたかった。
パンフレットのジミー大西さんのコメント「ほほえみの世界へ行きたい」が心に染みた。
私には遠い世界、芸能界は大変なんだなー。
出演者さん、スタッフさんタフすぎます。つたない私がこんなに良い形で勉強させて頂きました。
六本木に初めて泊まりましたー。昨日は家の近くで、たぬきに会ったので、すごいギャップ。
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さて、大阪公演に向けて、干渉が減る方法、探さないとです。アースと電源はキレイにしたが、さらなる方法はあるでしょうか。

「電磁波遮断布」みたいな物は、効果があるのかしら。。。と買おうか悩みましたが、高いんです。。。

２日目
ガーーーン。テルミン昨日の位置では音が歪んで演奏にならない。石井さんテルミン、さらに２尺下がる。とうとう下手のお客様数人は、石井さんが見えない。。。
入ってきて石井さん「今迄の人生で、ココまで後ろで演技した事はないな。すぐ後ろホリゾン(笑)」。
すいません（byテルミン）。

◇◆テルミン今日のご機嫌◆◇
２台とも離せれば良いが、さんまさんを隅っこにはできない（でも実は少し上手へ）。。。
またテルミン場所探し。
ドレミファだけが歪み、置き位置によって、その歪む音は移動する事が判明。
今回の曲は、ミドルのレより高い音は演奏で使う音。ドより低い音は使わない。
というわけで、演奏で使わない低音の方で歪ませる場所を探す。
そううまく低音で歪む場所はなく、なんとか「ソラシド」が歪む所があった。「レ」から使うから、ギリギリ。もう１センチもズラせません、ココしかない！
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演奏は、盛り上がり方も、緊張している音も、はじけている音も含め、良くなっていた。
生まれて初めて念願の「チヤンコ鍋」おいしかった。

３日目
テルミンがノイズが酷くなった。でも１台を、とーっても遠く（ノイズない所）に離して、一度綺麗な音をだしてから、定位置に戻すと、ノイズが減った。電気がたまっているのか。でも良かった、昨日と同じ場所。というか、これ以上もう下がる所ないんです。
昼と夜、２回公演、雰囲気がぜんぜん違うもんですね。

私は自分のやりたいようにやればいいのに、委縮してしまうクセ、直さないとなー。せっかくのチャンスをいつも自分で閉じてしまってる気がする。もっと自信をもてるようになりたいものです。

毎夜テルミンが演奏されてるホテルも、あまり普通じゃないが、ここはさらに、毎夜「中国雑技団ショー」がある。というわけで、見せて頂く。
やっぱり考えなしに、素直に凄いと思えた。人間ってここまで出来るんだ。

でも少し切なくなったり。。。ホテルでやっているというのは、気軽ではあるが、ついでというか、お客様の反応が薄いわけで。決めポーズしても、拍手がパラリ。
正直、感動しすぎて、声もでないって事もあるが、中国の方に伝わるのかなーとふと思ってしまう。外国なら客席がもっと盛り上がるんだろうか。
シーンとした静かな雰囲気にのまれてしまった感も。酔っぱらいさんでもいてくれた方がまだ盛り上がるのか。改めて、営業って難しいと思う。
とはいえ、私も出せない方ですが。気持ちは頑張って伝えないとなーと思った。

彼女たちは、中国雑技団の学校で鍛えてきたらしい。
技の授業が終わってよる勉強という体育専門中学校みたいなものか？親元離れて日々鍛えるそうだ。
これからも頑張って下さい。

鬼怒川温泉と川治温泉の「キヌちゃん鬼とカワちゃん鬼」がいた。みうらじゅんさんのユルキャラか。
私は温泉でユルボケ。
リハーサルしながら、ふと隣を見ると、柱横にステージある。
自分とやる時間が重なったら、演奏しずらいだろうなーと近づいてみたら、鏡だった。おおー。

琴のてみさんと、ビブラフォンのまいこちゃんとで、地元友人に案内してもらう。昔あこがれた「かまくらの中で」甘酒飲む。しっかり建築ですね。
雪の「滑り台」もあったので並んだ。私の順番が来たら「一人ですか？」って確認されたわ。確かに子連れが多く、大人１はいなかったが。ソリに乗って滑るのですが、結構恐かった。

夜はかまくらの中にろうそくが灯り、それは美しいらしい（夜は演奏で行けずー）。
暖冬のため、鬼怒川は雪なしですが、奥日光は白かった。６枚着てホカロン貼っても寒っ。