((( Diary - Rom )))

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2003-07-28 えとせとらドライブ

沢山歩いたフジロック、さすがに昨日は一日中寝てました。今日は無事打ち合わせも終わる。歌とテルミン楽しみ。順調なのはここまで。

譜面をコピーした後、プチ迷子になったのが始まりかもしれない。帰り道、行きと同じ道を走り、吉祥寺へ向かったはずが、三鷹にでていた。ま、帰りに近い方向なので前進。いつまで前進するんだ?と疑問に思った時既に遅し。地図もなく(それだけ何度も行ってる場所)、とりあえず現在地確認。右は杉並区。左は吉祥寺支店という店。前進すると荻窪方面。どこよー?前進するしかない。次に出た大通りは環八だった。高井戸駅発見、ホッ。なぜだ???いつどこで逆走を始めたのだ。その時、車中のCDいさ子さんが「えとせとらとシとドとレとミ」と言われた。そうだな。えとせとらドライブもいいか、ゆっくり帰ろ、無事帰宅。

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2003-07-26 -27日 フジロック '03 初観戦

 25日の夜、研二さんから電話「疲れに行かない?」「行くー」。川口さんが駆けずり回ってくれたおかげで、初めてのフジロックへ行って来ました。

26日の昼、数年ぶりのお友達が遊びに来て、これからフジロックへ行く自慢しつつ、宿なしの事を言ったら「会社の別荘を貸してあげるわよ」との事。すごーい、運良くフジロックヘ行ける事になり、運良く泊まれて、もう恐いものなし。

 いざ出発。研二さん、カーコさん、ユウゴさんを迎えに車で2時間、早くもひと旅した感じ。4人でGO!フジロック2日目夜。入口で足止めされつつも無事入れ、ビョークのライブを始めから見られた。しかし凄い人と凄い泥と雨。埋もれるー。ちっこい私を3人が良い場所に導いてくれ、かすかに見える場所ゲット。弦楽編成だ。ライブとは思えぬ完成度。音が見える、歌も見せ方もデカイ。今、ビョークが見てる先は、この4万人よりもっと大きな世界か。雨と花火と人間、目に焼き付ける。間に合って良かった!

帰り道、泥まみれで登り坂は、富士山登った時を思い出した。登山靴は滑らないし、泥水も大丈夫、グーでした。毎年来てる人曰わく、こんな雨は5,6年ぶりだとさ。

 27日最終日、晴れ、皆と別行動。ヴィンセント・ギャロ氏を目指す。野外の昼ライブを全く気にしていないだろうこのまったり感、ギャロ最高。マイク上から吊ってあるし、メロトロン弾いてる時の嬉しそうな事。いい人だ。

各ステージへ何キロ歩くのか時計を見ながら移動。ヨラテンゴ半分みて移動。
森の中にボード・ウォークという近道があり、綺麗に飾られていた。作った人たちのメッセージが書かれてたり、自然食品店なども沢山、みんな笑顔で働いていて、嬉しくなった。ここでルヴァンのパンが食べれるとは思わなかった。おまけしてもらう。疲れてるだろうスタッフに目一杯のお礼を言った。ニックロウの歌を聴きながらみんな本当に笑顔だった。ありがとう。

シカラムータのこぼれてくる音を遠くで聴きつつ、スティーブ・ウィンウッド氏を見に余裕を持って移動。ハモンドオルガンだ。唯一前まで見に行ったステージ。じーん。隣の人も「いい曲だ」とポツリ。みんながじーんと温かい素敵な空間。素晴らしかった。
始まる前に、若い女の子に「私が場所はとってるから、せっかくだから前に行ってこい」と言っていたおじさんが、一番前で踊りまくっていた。うんうん。
終わって座り込んでいた目の前に純子さん白浜さん、興奮し終えた青山さんに会えましたよ。ジャンピエ・メンバーには会えずでした。

コステロは、芝生の上でゆっくり見る。この声、この人、疲れがとれていくー。1曲目で1本アンテナのテルミンが使われてた、イェイ!
ろうそくのオブジェの中でs.キモックバンドを少し見て、大豆鼓ファーム〜チューバ2台の関島さんプレイを見て、「メンバーが全員そろってないー」MCで安心して移動。土に座って地面の震動を感じつつモグワイを見た。

最後は渋さ知らズオーケストラ。川口さんを一目見ようと前の方へ行き、姿確認して「ありがとう」と拝んでおいた。3回程飛び跳ねて終了。アンコールは後ろで温かい光を見守る。
ああ、終わっちゃうのかー。毎年行きたくなる気持ちが分かるな。この大規模の野外コンサートが続けられてるって凄い。皆様お疲れさまでした。楽しかった、ありがとう。

そうそう、今回から出来たゴンドラでしか行けないSilent Breezeステージで3日間出演した寒空はだかさんに見送ってもらい会場を後にしました。ステージ立ち上げバンザイ。

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2003-07-16 駒沢さんツアー@岐阜+愛知

無事ツアーも終わりました。大勢の素晴らしい方々に知り合う事ができて、みーんなに助けてもらって、人生の中で、自分にとって大きな変化と経験ができました。ありがとうございました。
音楽と生活も共にさせてもらい、リハだけでは得られない物も沢山いただきました。ホントお世話になりました。
それぞれ人生の中で、音楽にどう関わり、どう愛していくか、人との出会い、音の会話、楽器の未熟さ、自分の未熟さ、自然の恵み、家族の愛、自然界の法則、音楽の法則、どれ一つ欠けても、あの音楽はできないのでした。
テルミン1からやり直そう。魚座パワー、サギ師にならないように怠けずテルミンで精進しよう。短い期間で、極限の精一杯で辛さと喜びを味わいました。こんな私を使ってくれて感謝です。ベテランの人と、まだまだの人が一緒にやるからこそ、新しい物が生まれる、と駒沢さんは言ってくれたのでした。精進します。
森森森。木木木。ぜひ岐阜の山へ行ってみてください。さらに深く駒沢さんのCD「静かな時」の心に触れられる感じがします。


写真左上から
●蛍が人間に寄ってくる、まるで星空のよう●駒沢家の敷地はどこまで?裏山でワラビ収穫●夜まで音だしてても大丈夫、隣はお寺。
●プラネタリウムの星と駒沢さんの音にうっとり、自分は必死凹、天井低、暗さに吃驚、蕎麦美味●さるぼぼ耳かき●雪に埋もれていた松●THE和●部屋の中のテント快適
●初・得三、わーいマルタさんと遭遇●金龍寺でご厄介に●元気をもらう木々●リハ三昧
●国宝の民芸館、響きが違う、音が降ってくる、気持ちいい。温かいお客様、駒沢さんと音楽と仲間達、お疲れさまでした。

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2003-07-19 武藤祐生 弦楽四重奏団@群馬

アネックス・スイラン群馬だけど海外へ来たような素敵なお家で、念願の弦楽とライブ。

全くのPAなし。テルミンは、この方が最高にやりやすい。大音量がまた苦手になってしまったかな。。。先日の民芸館でも思ったけど、PAが少ないと、よりテルミンがアコースティックらしくpp〜ffが表現しやしくて気持ちよい。今日も良い感じに音が混ざって嬉しかった。東京8/3がさらに楽しみになってきました。がんばるぞー。

日帰り、結構近いのですね。群馬へ行ったら食べるべしMIYAKEデザート、とろけます。

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2003-07-01 駒沢さんとの出会い。

2001年の栗コーダークリスマスで、ご一緒する予定が変更になり、翌2002年の栗クリの打ち上げで初めてお会いできました。その時、特殊楽器について、音楽について、沢山お話して、馬の鳴き声テルミンを誉められて調子にのって、私のライブ音源等を恥ずかしながら送る事になりました。私の存在を忘れられないうちにと急いで送ったっけ。

駒沢さんは新しいCDの録音で忙しくなると言っていたので、新譜を楽しみに待ってました。
今年春になり駒沢さんから「テルミンのCD聴きました」というメールがきました。感想の最後に「ツアーに参加してもらえませんか」という一文がありました。
ビックリして、心臓の音が録音できるくらい大きくなったのを忘れませんよ。赤面して、部屋をぐるぐる回って、冷静になるために、この喜びをまず誰に伝えたいですか?と自分に問いかけたりしてました。
日程は色々変わりましたが、とうとう本当に実現できる日が近付いてきてます。オオオ。

もうだいぶ前になりますが、原因も分からず、薬も効かず、病室で寝ている毎日、ある人から駒沢さんのCDを貸してもらいました。痛みが遠のく音楽でした。あの頃、痛くて涙しながら聴いていた私に教えてあげたいですね。元気になれば数年後に駒沢さんに会えるよ。なんちゃって。
今、技術や実力は悔しい程に未熟な私ですが、心から精一杯伝えようって思います。演奏中、駒沢さんの音を間近で聴いて、自分が泣かないようにしなきゃ(笑)。特にテルミンは。

東京のライブはありませんが、初めての地方でふんばってる私を応援してください。では行ってきまーす。そしてこれから出会う皆々様、宜しくお願いします。

私は、ノートパソコンもなく、古い携帯電話はメールもできません。当分メール・日記はお休みです。

帰ってきて、すぐ19日は群馬で弦楽四重奏とのライブもあります。これもやってみたかった夢の編成が実現します。変わった素敵な建築の会場です。こちらも宜しくお願いします。

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