((( Diary - Rom )))

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2003-10-25 駒沢裕城@楽器フェア2003

今年から会場がパシフィコ横浜に。天井が高すぎて、全ブースの音が爆音で混ざり、試奏どころではない。耳が痛い。出演する横浜国立ミニホールは、隔離されていてホッ。ただ天井の低さ、ステージの横幅で、これまたテルミン場所決めで、ドタバタお世話になりました。スタッフが沢山いて、サッサカ楽器運びしてもらい、疲れが全然違う、助かりましたー。

Dr.徳武さんにも久々会えた。楽屋にはベテラン勢が揃っていた。大御所が駒沢さんに敬語で挨拶し、駒沢さんにとっては○○君。あの人にも君の時代があったのか〜当たり前の事でも新鮮な光景。

演奏はアッという間でしたが、熱心に聴いて下さるお客様たちに囲まれて演奏できました。フラッシュには未だ慣れない。今年も楽器フェアに出られると思っていなかったので、嬉しかった。
近くに住んで時々やる仲間と違って、簡単に会える仲間じゃない分、短期集中で頂点に登りつめる勢いは凄いです。

終わったとたん頭痛と腹ぺこ。食事券戴き、ニューオリンズに行っていたB.キムちゃんお薦め:ジャンバラヤを初めて食べた。閉館時間ギリギリ、4人で走って帰る。お疲れ様でした。

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2003-10-16 -20日 京都ライブ

高速道路工事渋滞10h。無事再会。案内してくれる西村さんが自転車。私達は車。ゆっくり走っても追い越してしまう。「次の曲がる所で立ってるから」全速力・体はって案内してもらい、地元の人ですら知らない隠れ家へ。ひっそりと80年以上前に建てられた洋館、会員のみが好きに使っていていい遊空間。ここがライブ1日目の会場(場所が説明できず宣伝できなかったワケです)。準備中に早くもまた来ようと思った。テルミンをもし置いて帰っても、気付かれもしないだろう違和感のない部屋。PAなし、自然に響く素敵な場所だった。出会うべくして出会えた人たちと遊空間を共にできた。気持ちよかった。

翌日ライブは、木屋町で知らない人はいない有名人しーちゃんのお店で。一生懸命準備してくれ、共に演奏してくれた。Barにくる常連さんや、普段機会のない方に聴いてもらえました。
遠くから近くから来てくれたお客様、ありがとうございました。

遊空間の隣、パン屋さんでも色々力をもらう。初めての客がくると、よくわかりましたね?と驚いてしまうような店。大好きな全粒粉・ライ麦・天然酵母パン、恐ろしいまでの追求、店・庭も手作り、パン屋さんというよりアーティストだ。という素敵な夫妻のもとへ、自然に海外アーティストが集まってくる。気づくと日本人は私達だけ、外国に来たみたい。宿泊までさせてもらい、音楽話で楽しい夜、世話になりました。

2年ぶり西村さんとライブ。今回のMCで、曲の意味や、どんな時に作ったかなど聞いて、改めて歌詞に曲にグッとした。テルミンでサポートできて嬉し。

思えば今年初め、西村さんが私を誘ってくれ、何も考えずに「やる〜」と答えてしまったものの、全てを任せてしまい、本当にお世話になりました。西村さんのためならと、沢山の人が助けてくれて実現した。でなきゃ、私が地方でライブなんてずっと先の事だった。
大きなイベントでは味わえないだろう家族的な、地元ならではの場所で京都人になった気分。今回のライブ3回、見た目といい派手な企画ではなかったけど、濃くて深くて、音楽を通して人と繋がる醍醐味を味わえた。そんな生き方を西村さんに教えてもらったのでした。

さて、テルミンつながりの方がライブにきてくれ、マトリョミン試奏させてもらう。最近よく(持っていると思われるのか)マトリョミンについて質問され、噂情報で薦める事しかできなかったのだ。実際、デカくて可愛い。チューニング微調整できるつまみが2つ付いてるあたりさすがです。ただ1本アンテナにしては高価。でも有名テルミニスト竹内正実さんが1つ1つ作ってると聞き吃驚・安いくらいか。今は手がとどかないが、小学校とかに持っていきたいしな。ちょきん魚せな。

さてライブがメインとはいえ古都です。早起きしてリハ前に観光。それにしても街と寺が共存、羨ましい。

音羽山:清水寺:243年ぶり!!!!! 奥の院御本尊御開帳(03/12/7まで)
三十三尊全像が見られる。曼陀羅の絵図が立体で目の前に現る。秘仏はさすがの輝き。

大悲山:圓通寺
苔が敷き詰められた庭園の先に比叡山が絵のように見える構図で建てられたお寺。400年続いた「借景」が壊される。マンション都市計画が進むらしい。反対運動に協力するは海外ばかり。壊すのは簡単だが、直すことはできない芸術。一日中いたい。反対運動の先頭となる住職さんとお話。音楽や芸術のありかた、海外的な考えで、規模が大きくてドキドキした。

竹寺の隣にはかぐや姫が住んでいた家もあった。京都市を一望できる山も登った。豆乳ソフト美味。次回行くお寺もピックアップ。また会う日まで。

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2003-10-15 京都へ

いざ、京都。朝4時出発。
西村さん、横田さん、スタッフの皆様、京都の方々、お世話になりに参りますー。

私にとって、ギター初共演者:西村さんと久々の演奏。そして初めての地方ソロライブ。やってみるまで分からない部分もあり、どんな音空間になるか楽しみです。お天気も良さそう。

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2003-10-04 栗コーダーポップスオーケストラ。速い世。

朝からついてない。バス停で並んでいたのに、私の目の前でドア閉められた。前の人が乗ってから、トランクを持ち上げて乗ろうとしたら、閉まってた。田舎らしく時間不規則なくせに、そんな焦らせなくてもいいじゃん。ドッと疲れた。

栗コーダーポップスオーケストラのライブ。何百人というお客様が入るという事で、チラシを折り込ませてもらうために豊島公会堂へ。チラシ受付は午前中まで、11:50に着く。しかし入口という入口がまだ閉まっている。スタッフ用裏口はどこ?探している間に12時になっちゃうよー。片っ端からドアをガチャガチャしていく。するとガラス越し従業員のおじさんが「入口はそこを左に入った奥」と教えてくれるが、私には「そこ」が分からず、迷子になってる時間もないので「そこってあそこですか?奥?」と詳しく聞き直していたら「もういいよ、ここから入りな」と入れて頂く、アリガト〜。つぎに担当者探し。これまたPAスタッフしかいない。あと2分。そこに寒空はだかさん!知り合いがいて救われた気分。最終的に担当者おらず、別の方に預ける。川口さんと関島さんにご挨拶。では後ほど〜。
今日はドアに注意しよう。マンダラ・グループにチラシを置きに行く。チラシ紙質が高級で重い。

そしてライブ。前半、短い曲がどんどん繋がって、楽器の早替えも華麗、時代を思わせる照明の中、アニメの映像流さずだったので、かなり楽しかった。普段とは明らかに違う雰囲気、色々と面白かった。声優さん最後の場内アナウンス、目で見えていた時より、ずっと伝わってきて、さすが声の職業だと思った。

長い一日。人の流れ速すぎ。一歩遅れるだけで、大きく苦労する。交差点なんて遅く歩いていると、逆流の人に押し流されて渡れない。電車の整列乗車、1列目に並んでいたのに座れなかった事が過去に1度ある。速い人が羨ましく思う事もある。そんな私より遅く話す声優さんキャラが今日は出ていた。

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2003-09-30 ハワイアン・ライブ

フラ界のカリスマ的な上原まきちゃん のライブへ。まっすぐに伝えたい芯があれば、どんな場でも人には伝わるんだな、と教えてもらった。指先までの動き、伝えたい心、あんなに狭い空間をあれだけ広い空間にするまきちゃんが素敵。

私が子供の頃、母はハワイアンのレコードを夏冬関係なくかけるのだけど、私にとっては日本人の多い観光地ってイメージだった。でもまきちゃんのライブを見て、古典のカッコ良さに驚いた。爪の先まで優雅で語っている。想像より激しく強い。古典フラ、日本人の心、機会があったら、ぜひ見て。

まきちゃんと不思議な縁で出会い、お互い頑張ろうねと話してから、この数年、かなり近い世界に来た。人の繋がりって本当に面白い。次々とリンクしていく。一緒に出来る日も近い。連日、良い時間をくれてありがとう。私は幸せ者だ。がんばろう。10月になる。

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