Theremin player Rom Chiaki's official web site
((( Diary - Rom )))
[2402046] access.
2002-06-25
大学・勉強・車
十文字学園の授業でテルミンの演奏。お化粧とかバッチリの女子大生にかこまれたら、私って貫禄ないだろうな。正門入ったとたん、雨の中、裸足で遊んでる女の子グループ発見。カワイイじゃないの(笑)。
コンピューターが沢山置いてある教室。思ってたより真剣に演奏きいてくれて、体験や質問も恥ずかしがってて、なんとも奥ゆかしい生徒さん達。
時間配分を間違えてた私、先生に助けていただいて、楽しく終わる。人に分かりやすく伝えるのは難しい。
午後は棚谷祐一さんに音楽基礎講座@ジョナサンにて教えてい頂く。細かく丁寧に大量に。音楽で会話するための単語みたい。「知識として詰め込んでも生かせない。これを身にするには実践あるのみ!何年もかかるよ」という事は、明日より今日、一日も早く習えて良かった!
その後、棚谷さんは新宿で打合せなので、途中まで車で送る事に。ずんずん進んでいったら、とっくに予定してた道は曲がりそこね、次の環8も入りそこねUターン、青梅街道は3回Uターンの末やっと入れ、着いたは荻窪。予定の駅とは大分違いましたが、新宿に近付いたという事で良かった事にしてもらう。
あとは帰るだけでしたが---携帯電話が鳴ったので、横に寄せ2分程話した後、急にエンジンがかからなくなっ!あれ?なぜ?なに?あれこれやったものの、動く気配なし。諦めてJAFの電話番号を調べようとしてふと外を見たら、一件隣がガソリンスタンド。しかし、いきなり助けも求められない私。なんて言えばいいのか言葉を考えて、シミュレーションとかして(こういう時の想像力って99%ありえない方向へ進んでる事が多い)かなり悩んだ後、恐る恐るガソリンスタンドに行こうとしたら、向こうからお兄さんが「バッテリーあがっちゃったんでしょ」と声をかけてくれた。助かったぁ。その第一声のおかげで、私もやっと声がでた。やはりバッテリーが寿命だったらしく、動くようにしてくれたけど、このままエンジンとめずに帰りなさいと言われた。お代は要らないとの事「いつかガソリンでも入れにきてね」って。予期しない事故の時、助けてくれる人ってヒーローに見える。ああ、せめてお名前だけでも状態(笑)。ほんと助かりました。無事帰宅。はー恐かった。
2002-06-24
テルミン電源コード
今日はSmalltown Studioエンジニアさんのお薦めで、電源コードを高価なもの(20倍くらい高い)に変えてみる。急に変えて、手の反応距離の感覚が変わってしまわないか心配したけど、大丈夫だったので、使わせてもらう。
普段テルミンは、真空管アンプからスピーカーに繋げて音を出しているけど、今日の曲の感じは、内臓アンプの音の方が合うなと思って、スピーカーも小さいものだった。この場合、低音がちょっと細い音に感じる。
でも電源コードのおかげか、低音がぐっと太くなった感じがした。一瞬真空管アンプを通してる時と同じような音に聴こえた。ただ高音がきつくなってしまったので、テルミン側で音色を変える。ボリュームのパワーも上がった気がした。
マイクの位置や機種、スタジオの環境も違う中で、音づくりばかりに時間を使うと、演奏前に疲れちゃうのですが、あっという間に音が出来て感謝でした。
音を良くするために、シールドに気を使いますが、電源コードは付いてきたものを素直に使ってました。おお確かに色々試してみるべきですね。盲点でした。
とはいえ初めてのスタジオでの事なので、音の鳴りも違うし、なんとなくしか分からなかったから、このコード買ったら、まずはいつもの環境で比べてみたい!どれくらい音が変化するのかな?目をつぶって「さ、今のはどっちのコードで弾いた音でしょう」ってね。
楽器ケースも作ってて、その支払いの後かな。買いたい物また増えちゃった。
2002-06-22
パンとグラフティ@赤坂
赤坂へ行く機会を待ってました。気になってたパン屋さんPeltierへ。まずはフランスパンでしょ。バケットを買いたいが、ライブを見るのにジャマなのでバタールで我慢。一口サイズのパン・オ・ノアとミッシュブロート購入。天然酵母とライ麦たっぷり。(味結果は最後)
久保田洋司さんバンドライブ。会場前の方に、お母さんと3歳くらいの男の子がじっと見てる。こんな小さい時からバリバリの生バンドを見せてもらえるなんて、羨ましいな。大きな音でもヘッチャラ坊主、カワイイのお。
久保田さんはとても気持ちよさそうに歌ってて、このまま一生歌い続けてるかもって勢いがありましたね。
私的には初めて聴いたアジサイって曲がリュートを重ねたような音異空間を放ってて好きでした。
グラフィティというライブハウスは、ギターの加納さんの曲がやけに合ってました。照明は辛かった。チャージが高かったけど(涙)長時間ライブには食事も付くから良いのかな。
CDを聴いて、これはライブで再現するのは難しいだろうなーと思っていた曲を、このバンドは細かく再現するから驚きです。長時間とあの精神力と体力、恐れ入りました。
ロムーチの勝手なパン評価。ミッシュブロートは美味!ノアも想像通り。バタールは想像とちょっと違った。皮が固くて期待したのですが、中がカスカス。でも塩味加減とか味は美味しかった。赤坂の高級店でも、日本の気温では難しいのか。
2002-06-23
やの雪さん@ギャラリー間瀬3days
昼間は猛練習。明日録音だしなー、ライブ行ってる場合じゃないかなー、でも夜どうせ音だせないし、雪さんと会うとグッとひきしまるし、精神的に喝入れてくれるし、聴きたいし、、「よし、行こう」と電話したら、雪さんテルミン授業中でした。ごめんなさいいい。え?今日って当日だしょ。ま、ギリギリ間に合うか。さっすが。
1部は
やの雪さん
テルミンとピアノの完全なクラシック。いつも聴いてる曲なのに1、2分聴いてるだけで、涙腺が熱くなってきちゃうんですよ。吸い込まれていくわけです。真空管のRCAテルミンも健在とうか、やっと生きてる感じでしょうが、良い音出してました。
2部はオリジナル。ヒカシュー野本さんや、しゅうさん達、計7人のセッション。音楽も人も踊ってて本当に楽しい。狭い空間なのに、世界観が広いのだ。赤城忠治さんの新曲は、完全に壊れた荒れ地に改めて芽が吹き出るようなイメージがした。
ミニ・テルミンの模型ができてたり、絵も沢山飾ってあった。99年もココで2days聴いたのが懐かしい。今回もアットホームな距離感で心和むのでした。
忠治さんと固い握手をして、雪さんと「あわあわわ」って感じでお話して、急いで帰る。心穏やかなり。行ってよかった。
2002-06-24
録音
チアキテル相方、加藤千晶さんのお仕事で録音参加させてもらう。
まず楽器運び、運転、高速のりつぎ、セッティング、で疲れてはいけません。ここまではただの準備だもんね。ほへ。初めての道は迷子になるので、早めに出発したのに、道も混まず、高速も降りそこねず、迷いもせず着いてしまった。ああ、このスムーズさを録音にとっておきたかった、と思いながらSmalltown Studioへ。
千晶さんに出迎えてもらい、リラックスムードでスタート。ブースで、ちょっとドキドキしてきた。でも私の背後から千晶プロデューサーが「いいねー、バッチシ、いってみよー」とか言ってくれるので、なんとも笑っちゃって、頑張れた。
シンセの打ち込み演奏よりもやはりフニャフニャになってしまう。どこまでが味なのか、ヘタなのか、効果なのか、音を切った方が音楽にあってるか等、録音してみて初めてぶちあたる想像との差。これを器用な人だと、その場でなんでも弾けちゃうのでしょうが、これまた難しい。ヘッドホンもやっと慣れてきたけど、やはり反応してしまう。そんな中、千晶さんのように、私ロムという人の味を分かってくれてる人だと、自分でも気付いてないような味を「あっ今のイイ!」って生かしてくれる。だからこそ出来た今日の録音。聴き直しながら、毎回笑ってしまう楽しい曲できました。あとはエンジニア様様のマジックを楽しみにして、ネタバレするので内緒。
終わって雑談。そいえば、こんな話しするの千晶さんだけかも、という勢いでベラベラ話してた。録音終わった安心でナチュラルハイだった事にしてちょ。
スタジオミュージシャンの事や仕事に対する考え方とか、千晶さんなりの事、教えてもらった。すごく分かりやすく自分の心に入って、改めてこの人と仕事できて感謝したのでした。
<<
<
158
159
160
161
162
>
>>
Copyright©2001 Rom Chiaki, All rights reserved.
webmaster:
romland3@gmail.com
コンピューターが沢山置いてある教室。思ってたより真剣に演奏きいてくれて、体験や質問も恥ずかしがってて、なんとも奥ゆかしい生徒さん達。
時間配分を間違えてた私、先生に助けていただいて、楽しく終わる。人に分かりやすく伝えるのは難しい。
午後は棚谷祐一さんに音楽基礎講座@ジョナサンにて教えてい頂く。細かく丁寧に大量に。音楽で会話するための単語みたい。「知識として詰め込んでも生かせない。これを身にするには実践あるのみ!何年もかかるよ」という事は、明日より今日、一日も早く習えて良かった!
その後、棚谷さんは新宿で打合せなので、途中まで車で送る事に。ずんずん進んでいったら、とっくに予定してた道は曲がりそこね、次の環8も入りそこねUターン、青梅街道は3回Uターンの末やっと入れ、着いたは荻窪。予定の駅とは大分違いましたが、新宿に近付いたという事で良かった事にしてもらう。
あとは帰るだけでしたが---携帯電話が鳴ったので、横に寄せ2分程話した後、急にエンジンがかからなくなっ!あれ?なぜ?なに?あれこれやったものの、動く気配なし。諦めてJAFの電話番号を調べようとしてふと外を見たら、一件隣がガソリンスタンド。しかし、いきなり助けも求められない私。なんて言えばいいのか言葉を考えて、シミュレーションとかして(こういう時の想像力って99%ありえない方向へ進んでる事が多い)かなり悩んだ後、恐る恐るガソリンスタンドに行こうとしたら、向こうからお兄さんが「バッテリーあがっちゃったんでしょ」と声をかけてくれた。助かったぁ。その第一声のおかげで、私もやっと声がでた。やはりバッテリーが寿命だったらしく、動くようにしてくれたけど、このままエンジンとめずに帰りなさいと言われた。お代は要らないとの事「いつかガソリンでも入れにきてね」って。予期しない事故の時、助けてくれる人ってヒーローに見える。ああ、せめてお名前だけでも状態(笑)。ほんと助かりました。無事帰宅。はー恐かった。