((( Diary - Rom )))

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2002-05-19 -ロムなりの暗い日曜日-

今回参加の話をいただき、単純に喜んでいましたが、映画を見て、ダミアの原曲を聴き、あまりの悲しみに不安になった。ナチスの時代、生死をかけた心の叫びは、戦争等を実際経験してない私に表現しきれるかと。

でもテルミンという楽器は、丁度同じ時代を生き抜いている。テルミン博士自身もシベリア収容所へ入れられたように。だからテルミンなら、何か通じてるような気がした。テルミンを通して、私を通して、暗い日曜日に繋がると思った。

映画でも分かる、究極の愛の聖歌。共感できるからこそ自殺の聖歌にもなる。愛するからこそ、死にたくもなり、生きなければとも思う。これはどの時代にも通じると思う。生と死は紙一重。

悲しみにも沢山ある。泣き叫んだり、ただ静かに涙したり、涙すら枯れ、頭が真っ白に.....どん底まで落ちると、後は這い上がるしかありません。生きようと思う事。
人は(テルミン達)悲しむが、時間(リズム隊)は止まってくれない。たんたんと時を刻む。日は昇り日は沈む。

というコンセプトで進む。
しかし、アレンジはそう簡単ではなかった。ライブでは明るい曲を多くやってる私としては、明るい感じも試みましたが、原曲の力か、どうにもならず。ならば、とことん悲しく、重くする事に。いざ録音までが長かったです。

Rec,Mix,Drs.等、いつもサポートしてくれてるお馴染み夏秋文尚さん。こんな難しいノリの曲で、静かに、かつ激しく盛り上げてくれました。(夏秋さんのコメントは後日UP予定)

私はテルミン多重録音に初挑戦。自分で自分の首しめてしまった。録音中「誰が多重するなんて言ったんだっけ?」「本当に終わるの?」と責任押しつけあったり(笑)。
出だしからのテルミン・コーラス隊、特にユニゾンは、技術的に自爆しそうになりました。
スタジオにて暗ーい録音2002.2.27-3.5日記。本当は日曜日で終了したかったのだが、火曜日までかかってしまった、暗い一週間。

テルミンは、今回エフェクターを一切使ってません。素の音でいろんな音色にしてます。自分でも驚いたのは、最後の方、本当に人の声みたいな女テル達がいます。さ、テルテルは何匹いるでしょう?なんて。


他の方々のも楽しみにしてて下さい。同じ曲で似ないか恐れていましたが、全く違う曲になってて、人間って面白いなーと思いました。
プロデューサー永瀧さん、近藤さんの成せる技。この場をかりて、ありがとうございました。

自分の頭に描く表現に近づけるために、テクニックを磨かなければいけないんだなーと痛感。。。今のロムなりに精一杯がんばりました。ぜひっ聴いてみて下さい!

2002-05-17 CD「暗い日曜日〜トリビュート」本日発売

-原曲・トリビュートについて-
1930年代、ブタペストで起きた複数の自殺者・・・遺書に歌詞を引用した者、聴いている最中に命を絶つ者、楽譜を握りしめたまま命を絶つ者。同じ事件が各地で起こり、一部でこの歌は発禁処分となる。

不幸な運命を背負った「暗い日曜日」は、フランス語バージョン1936年シャンソン歌手ダミアが歌い、世界的ヒットとなった。その後、サッチモ、ビリーホリディ、コステロ、オスカーピーターソン、日本では淡谷のり子、美輪明宏等、多くのアーティストによってカヴァーし続けられている名曲。

今回は、ゲンスブール・ナイトの仕掛け人、永瀧達治氏によって集められたアーティストが暗い日曜日を歌う。

-参加アーティスト-全10曲-
1.大西ゆかりと新世界 2.Rom-Chiaki 3.Cave Gaze Wagon 4.サブ&まみ 5.NUU 6.新井英一 7.冴木杏奈 8.薩めぐみ 9.夏木マリ(作:嶽本野ばら) 10.ダミア

-販売-
RECS-00008 2,940円(税込)
■Romland通信販売shop-ramテルミンポストカード1枚付
■TOWER,HMV,TSUTAYA 他 各レコード店
注:映画のサントラ盤(wea)発売中(別のCDなのでお間違いなく)

映画「暗い日曜日」5/25公開

Romは、テルミン多重録音に初挑戦。
泣くテル、叫びテル、暴れテル達を、ぜひ聴いて下さい!

2002-05-16 法竹(ほっちく)

法竹という楽器。尺八よりずっと長く、調律もされていない。自然のまま。
私が一番弱ってる時、吸い込まれるように入ったGallery Muuで知り合ったクーさん。これも不思議なご縁。彼女の紹介で、奥田敦也先生の演奏を聴きに、禅茶房(国分寺)へ行く。

そこは予約制喫茶店のようなもの。まずは美味しいコーヒーを入れていただく(お茶かと思った)。
そして目の前(2m)で法竹を聴けるのだ。私達だけのために、演奏をしてくれる。贅沢すぎる空間。

出だしの音が、あまりに静かに心に入ってきたので、自分の耳に聞こえる血液の流れる音すら、ジャマに思えた。そのうち外の鳥や車の音も、まざって聴こえて、逆に全てが音楽に聴こえてきた。
無になれるような、無駄な心、全て捨てられる気持ちになった。

法竹は倍音が多いため、普通に聴いても3音くらい。よく聴くと、何十音にも。竹1本だけなのに。

人間は自然に息をしてる。考えながら呼吸なんてしてない。でも竹を吹く時は呼吸を意識する。もっとも尊い物となる。一音の世界、いや、無音の世界。無音とは、音が全くない静かなことではなく、心の無音らしい。
今回、私が一番聴きたかった「心月」という曲は、限りなく無音に近づける静かな呼吸を用いる曲だった。

他の曲で、自分が風になって、森林奥深くにいる映像がでてきた。
するとそれは、風が竹林をとおりぬけるという曲だった。
竹と林の違いはあったけど、あきらかに大自然の中にいた。

法竹とテルミンは似てる部分が多い。音程が定まらないあたり。精神がそのまま出てしまう楽器という点なども。自分を磨き、本物を見なさいと。色々な事を教えていただいた。前進します。
ここ1年くらい悩んでた答えが少し解決した。

2002-05-13 27日へ向けてリハ

合わせてみましょうかリハ。
今回もまた違ったテイストがでてきた感じ!楽し〜。
アクの強い楽器たち。三者三様ひけをとらず(笑)。

世界には色々な楽器があるけど、それを実際やれる時代に生まれて良かったなーと今日つくづく思った。鎖国時代だったら、こんなセッション絶対できないもんね。あ、テルミン自体が存在してないか。

2002-05-12 シラカバ花粉症

始まりました。スギが終り花粉情報はニュースにもならなくなってきた5月、私の花粉症はピークを向かえるのです。苦労を共にする仲間がいなくて寂しい。花粉症の時期までワンテンポ遅い私です。

あれは22才、東京で独り暮らしを始めて一週間後、突然花粉症になりました。都心の空気に対応できなかったらしい(笑)。地球の空気をキレイにしましょー。